サトウ歯科 デンタルインプラントセンター大阪

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今月のインプラント関連の最新論文

2011.11.15-Tue

【 佐藤琢也 記 】


デンタルインプラントセンター大阪では毎月、
インプラントと歯周病に関連する最新英論文を翻訳する勉強会が開催されております。


今月はインプラントを学ぶ歯科医師の先生向けに下記の論文を紹介させていただきます。

PURPOSE
インプラント周囲炎に対して行った外科療法,とくにポケット除去療法と骨整形術についての治療効果について検討する.


MATERIALS AND METHODS
インプラント周囲炎(6mm以上のポケット,BOP(+),Pus(+),X線所見:2mm以上の骨吸収)に罹患する患者31名に対し,ポケット除去療法と骨整形術を基本とする外科処置をおこなった.
・抗菌剤の一週間投与(術前日含む)
・全層弁での剥離と不良肉芽除去
・骨整形
・インプラントへのPMTC
・CHX洗浄
・縫合 → フォローアップへ
手術に骨の吸収量を計測し,フォローアップ時毎の経時的変化を調査した.


RESULTS
3ヶ月後,6ヶ月後,2年後の追跡調査を行ったが,2年後のフォローアップには2名の被験者が応じなかった.
【2年後の結果】
・48%の患者でBOP(-), かつPus(-).
・77%の患者でBOP/Pus(+)をともなう6mm以上のポケットが消失.
・42%のインプラントにインプラント歯周炎が残存.
・手術時に2-4mmの骨吸収でとどまっていたインプラントは5mm以上の症例に比べ高い治療効果を示した.(71%vs40%)
・手術時に7mm以上の骨吸収が認められた18本のインプラント →7本が除去.


【経時的変化】
・高い割合で治療効果が保たれている
・インプラントの除去はすべて3ヶ月時のフォローアップ時以内に行われた.
・6ヶ月調査時に比べ,2年後調査時には「健康な」インプラントはやや増加するが,一方で6mm以上のポケットを有するインプラント周囲炎を有するインプラントも増加.

原著Fig4
DISCUSSION & CONCLUSION
ポケット除去療法と骨整形術によるインプラント周囲炎への外科療法は有効であることが示唆された.しかし,その効果は手術時の骨欠損の大きさによって左右され,骨欠損の大きな症例では,術後もインプラント周囲炎が再発する傾向にあることが予想される.


POINT OF CRITICISM
CIST:Cumulative Interceptive Supportive Therapyの「D」を参照.
しかし,コントロールのない研究デザイン故に,治療効果は切除療法によるものと言い切れるのであろうか?

TOPIC OF CONCERN
#6  

紙人形

2011.11.01-Tue

【 日野岡 舞 記 】

歯科衛生士の日野岡舞です。
最近秋らしく朝晩と少し涼しくなってきており、さっそく風邪をひきましたが、みなさんは大丈夫でしょうか?

ところで、私は特技だと自覚がなかったことなのですが、余った紙を半分に折って人間の形に切っていたら、なかなか評判がよく、サトウ歯科の先生達を作ってみました。
スタッフの評判がよく、私も嬉しく思っています。

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今、サトウ歯科のパソコンにはこの紙人形が飾られていますので、診療室に入られた際に、覗いてみて下さいね。
今年もあと二ヶ月となりますので、年末の忙しくなる前に是非定期検診におこしくださいませ。
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UCLA/gIDE マスタープログラムSession4 #4

【 西本美奈 記 】
最終日はコース終了の認定証が一人一人授与されました。
決して簡単なコースではなく、レクチャーに加え、3回の実習、2回にわたる症例発表、8回の試験(なんと追試もありました)と学生時代さながらの内容の濃さでしたので、受講された先生方はコースを終えた達成感と自信に充ち溢れていました。
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嬉しいことに各国4グループで4,50名の先生がいる中、我々日本のグループの総合成績がなんと、2位、5位、6位と上位6名中3名を日本の先生方が占めるという快挙を成し遂げました。
(6位まで発表されます) すごい、すごい!!
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無事に1週間のスケジュールを終え、台風の中帰国し、思い返してみると本当にあっという間の1週間だったなと思います。
1週間休診したことで、患者さんにはご迷惑をおかけしましたし、その間に休み返上で診療して頂いた院長先生、スタッフの皆さんに感謝です。
ありがとうございました。

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スタッフとしてこのインプラントのコースに携わりましたが、私自身もレクチャーを聴き、実習を準備、見学し、試験問題を訳し、時には通訳をしたり、荷物を発送したりと本当にいろいろと勉強になりました。

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また外国の先生やスタッフを相手に仕事をするのは本当に大変だということを分かった1年でもありました。それを一つずつ解決していく琢也先生は本当に大変だったと思います。

偶然にもコースの最終日は琢也先生の誕生日でしたので、コースが無事に終えられたことが何よりのプレゼントだったんじゃないかなと思います。本当にお疲れさまでした!
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UCLA/gIDE マスタープログラムSession4 #3

【 西本美奈 記 】

4日目は午前のレクチャー(なんとDr.Pascal Magne!)の後、UCLAからgIDEに移動して日本のグループのみ特別にDr.Jovanovic のレクチャーがありました。ご多忙の中、Dr.Jovanovicの我々に対するご配慮がとてもうれしく思いました。
 
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夕方からは、受講の先生方とハリウッド→グリフィス天文台→タイ料理、の予定でバンを貸切り、ツアーに出かけました。
しかし!ロサンゼルスは車社会で夕方の時間は渋滞に巻き込まれ、しかも天文台に行く途中にある野外コンサート会場でジャネットジャクソンのコンサートがあるのと時間が重なり、天文台に到着するのに1時間くらい(通常なら15分)かかってしまいみんなクタクタになってしまいましたが、疲れが吹っ飛ぶくらいのきれいな夜景でした。
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時間が押したので楽しみにしていたタイ料理に行けず、結局私はホテルに帰ってから向かいのSubway でサンドイッチを買って夕食にする羽目になりました。他の先生方は本当にお元気で、皆さんでご飯を食べに行っていましたが。