サトウ歯科 デンタルインプラントセンター大阪

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第3期GlobalprogramセッションⅡ

2017.05.24-Wed

【 田中 里実 記 】


みなさんこんにちは。


5月13日、14日は当院が主催するGlobal Programの
セッションⅡに参加させて頂きました。
今回の会場も東京の品川です。


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さて、1日目はNikonカレッジの和田直樹先生による
カメラ撮影についての実習でした。


歯医者さんで写真⁈と思う方もいらっしゃるかと思いますが、
歯科では治療計画の作成や、治療経過の記録のために、
患者さんのお口の中や、お顔の写真を撮影させて頂く事があります。


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せっかくなので美しく写真を撮影するテクニックを学ぼうとのことで
誰でも綺麗に顔貌の写真を撮影する方法を
プロのカメラの先生に教えて頂きました。


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カメラ機材の説明や設定の説明を受けた後に、
和田先生に指導を受けながら実際に顔写真の撮影です。


僭越ながら、私も被写体として参加させて頂きました。
クリニックでは琢也先生と何度も試行錯誤して撮影の練習をしていましたが、
さすがにNikonのプロの方々の設定で撮影すると、
自分で言うのもなんですがとても綺麗に撮影して頂きびっくりしました!(笑)


とても盛り上がり、充実した講義でした!^ ^


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2日目は、日高豊彦先生による
「修復治療の臨床」についての講義を受講しました!


形成、印象、接着までの一連の流れ、
審美修復治療についてのお話を聞きました。


歯科助手の私には少し難しい内容もありましたが、
あっという間に時間が過ぎてしまいとても勉強になりました!


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Google ProgramセッションⅡも無事終わり、
初めて参加させて頂きましたが、とても充実した内容の濃い二日間でした!^ ^

今月のインプラント関連の最新論文

2017.05.23-Tue

【 佐藤琢也 記 】


デンタルインプラントセンター大阪では毎月、
インプラントと歯周病に関連する最新英論文を翻訳する勉強会が開催されております。


今月はインプラントを学ぶ歯科医師の先生向けに下記の論文を紹介させていただきます。


インプラント周囲の小規模の骨欠損に対してGBRを行うか否か –ランダム化比較試験-
Title :A randomized controlled clinical trial comparing small buccal dehiscence defects around dental implants treated with guided bone regeneration or left for spontaneous healing.
Author :Jung RE, Herzog M, Wolleb K, Ramel CF, Thoma DS, Hämmerle CH.
Journal:Clin Oral Implants Res. 2017 Mar;28(3):348-354.


PURPOSE
インプラント埋入時に生じる小規模の裂開型の骨欠損(5mm以下)に対し、GBRを行うべきか否かを臨床所見やX線診査を用いて比較検討する。


MATERIALS AND METHODS
インプラント埋入時に5mm以下の裂開型の骨欠損を生じた症例の患者22名が被験者。インプラント埋入直後に下記の2群に無作為割付された。
・SH group: spontaneous healing
→CAMLOG SCREWLINEインプラント周囲の裂開骨欠損に対して何の処置も行わずに創面を閉鎖
・GBR group
→上記インプラントの裂開部にBio-Ossを填塞し、Bio-Gideにて被覆した後に創面を閉鎖。

インプラント埋入の6ヶ月後に二次外科手術を行い、臨床診査項目やX線所見にて2群を比較。さらに上部構造の荷重後3、6、12、18ヶ月後にも同様の診査を行った。


RESULTS
上部構造への荷重開始18ヶ月後のインプラントの生存率は100%で生物学的、補綴的な合併症は認められなかった。
SH groupでは二次外科時に若干の骨吸収0.17 ±1.79 mm (minimum -4 mm and maximum 2.5 mm) が認められる症例が多く、GBR groupでは1.79 ±2.24 mm (minimum of -2.5 mm and maximum of 5 mm)が平均値で、両群には統計学的な

有意差が認められた。
18ヶ月後のX線診査では、SH groupに僅かな骨吸収(-0.39 ±0.49mm)が認められたのに対し、GBR groupでは骨の辺縁の高さは安定していた(0.02±0.48 mm)。
また、両群ともにインプラント周囲軟組織の状態は良好で臨床的な診査項目において統計学的な有意差は認められなかった。


DISCUSSION & CONCLUSION
インプラントの埋入時に生じた小規模の骨欠損(5mm以下)に対して、GBRを行った場合でも、GBRを行わなかった場合にもともに高いインプラントの生存率が示され、経過観察期間中のインプラント周囲歯肉の状態は良好であった。
しかし、埋入後6ヶ月後には、GBRを行わなかったケースでは骨吸収がGBRを行ったケースより大きく、18ヶ月後にも辺縁周囲骨の吸収が大きく観察された。


POINT OF CRITICISM
インプラント埋入後の小規模な骨欠損に対して、Bio-OssとBio-Gideを用いたGBRを行う治療術式を結果的には推奨する形になっているが、この手法ではBio-Ossの効果によるものか、Bio-Gideの効果によるものかは不明である。なお、同研究グループは Clin Oral imple Res 28, 2017, 219-225にて、Bio-OssとBio-GideによるAlveolar Ridge Augmentationを推奨している。原著論文中にはGeistlich社との利益相反に対する記述はなかった。

TOPIC OF CONCERN : 4, 6