【 池下 侑里 記 】
皆さんこんにちは、歯科衛生士の池下です。
先日、京橋の「金魚すさび」という沖縄料理店で、
サトウ歯科 デンタルインプラントセンター大阪の新年会が行われました!
普段なかなかスタッフがみんな集まってゆっくりお話しする機会もないので、とても楽しい時間を過ごせました!
新年会のおかげで、改めて素敵な人達に囲まれて仕事が出来ているんだなと思えた1日でした。
タクヤ先生、ありがとうございました!!
新年あけましておめでとうございます!
歯科衛生士の南谷です。
サトウ歯科デンタルインプラントセンター大阪では、スタッフそれぞれが今年の目標をたてたのでご紹介したいと思います( ¨̮ )
★琢也先生 年男48才にして新しいスポーツ (フットサル)に挑戦!
★院長先生 70代さよなら、ようこそ80才へ 足腰の衰え防ぐ!
★勝田先生 子どもを9時までに寝かせます!
★井上 料理上手くなる! 行ったことのない球場に行く!
★ 池下 6キロ走れるようになる!
★林 富士山に登る!
★佐々木 10キロ痩せる!
★大西 メンタルを強くする!
★疋田 今まで避けてきた運動をする! 奈良の道をウォーキング!ランニング!
★南谷 3キロ泳げるようになる!健康な体に!
などなどでした\(◡̈)/ みなさんは新年を迎えて、目標など立てられましたか?
よくある目標で 『今年こそは歯医者に行く!』って決めてる方や周りにそう言ってる人がいる方! ぜひお待ちしてます( ¨̮ )
今年もサトウ歯科デンタルインプラントセンター大阪をよろしくお願い致します!
みなさんにとって素敵な一年になりますように☆
【 佐々木 玲美 記 】
こんにちは。受付・秘書の佐々木玲美です。
先日、サトウ歯科デンタルインプラントセンター大阪 開院50周年式典がサトウ歯科内の施設で
開催され、スタッフ一同お招きいただきました。
まず、院長先生の「50周年の歩み」のスライドショーとともに、
サトウ歯科の歴史や思い出を講談してくださいました。
サトウ歯科デンタルインプラントセンター大阪の建物の移行、当院における歯科治療の発展など
50年という歴史の重みを感じることができました。
もちろん院長先生の若かりし頃のお写真や琢也先生の小さい頃の写真も
たくさん見ることができ、有意義で楽しい時間でした!
そのあとは、お待ちかねのお食事会です♪
ステーキをはじめ、たくさんの料理、デザートなど盛りだくさんのメニューで、
ちびっこから歴代スタッフまでわいわいお話しをしながら、
とっても楽しい時間を過ごすことができました。
素敵な会にお招きいただき、ありがとうございました!
そして、50周年おめでとうございます。
歴史あるサトウ歯科デンタルインプラントセンター大阪に貢献できるように努めるとともに、
みなさま患者様により一層愛される歯医者さんを目指せるよう
スタッフ一同がんばります(^^)
お祝いのお花もたくさん届いて院内がとてもきれいなので、
ぜひそちらも見にいらしてくださいね。
【 林 幸那 記 】
皆さん歯科用ボトックスってご存知ですか?
ほっぺたに手を置いた状態で、奥歯でぐっと噛んでみてください。
硬く張る場所があるかと思います。
いわゆる"エラが張っている"タイプの方だと分かりやすいかもしれないですね。
歯科用ボトックスは、その筋肉にボツリヌス菌を注射することによって、筋肉の力を弱めることを目的とした治療方法になります。
では、なんのために必要なのでしょうか?
歯ぎしりや食いしばりが強いと、それが原因で 歯がすり減ったり、
炎症が起きやすかったり、せっかく治療して入れた詰め物やかぶせ物が壊れたり...
様々なトラブルを引き起こします。
当院ではそういった患者さんに 就寝時につけるマウスピースをお勧めさせていただいていますが、
・違和感が強くて毎日着けられない
・めんどくさくなって外したまま
などという声もやはり多く耳にします。
そこで、ボトックスです!
患者さんにご案内するにあたって、スタッフ数名が実際に体験してみました!
左右2箇所ずつ注射します。
痛みは予防接種程度。時間も数分で済みました。
効果が現れるまでにおよそ2週間程度。3~4ヶ月で効果が薄れてくるとのデータがあったのですが、翌日からちゃんと変化を感じることができました!ぐっと噛んだ時に今までほど力が入らない。やや口が開きにくい。と感じたスタッフがいたり、ほっぺたに手を置いて噛み締めてみても、盛り上がっていたところが盛り上がらない(つまり、ちょっと小顔になった!)というスタッフも! 嬉しい副作用ですね笑
まだ始まったばかりですが、自身の今後の経過も参考にしながら、お困りの患者さんのご相談に乗れればと思います!
興味のある方は気軽にスタッフまでお尋ねくださいね★
(※保険外診療になります)
【 佐藤琢也 記 】
デンタルインプラントセンター大阪では毎月、インプラントと歯周病に関連する最新英論文を翻訳する勉強会が開催されております。
今月はインプラントを学ぶ歯科医師の先生向けに下記の論文を紹介させていただきます。
口蓋と上顎結節から結合組織を移植した場合のインプラント周囲歯肉の安定性 ‐ランダム化比較試験‐
Title :Soft tissue stability around dental implants after soft tissue grafting from the lateral palate or the tuberosity area - A randomized controlled clinical trial
Author:Ernest Rojo, Giorgio Stroppa, Ignacio Sanz-Martin, Oscar Gonzalez-Martín, Jose Nart
Journal:J Clin Periodontol. 2020;47:892-8
PURPOSE
インプラント周囲組織の審美性と形態の改善のために上皮化結合組織移植術が行われることは間々あり,また,そのドナーの採取箇所としては口蓋と上顎結節部が用いられる.その際の採取部位の相違による術後のインプラント周囲歯肉の安定性を,ランダム化比較試験によって検討する.
MATERIALS AND METHODS
29患者,33本のインプラント周囲歯肉に軟組織の形態改善のために結合組織移植術(SCTG)が計画され,ドナーの採取部位は口蓋歯,もしくは上顎結節部とした.その割付は無作為に行われ,最終的に27患者,31本のインプラントにSCTGが実施された.
❐外科術式
アバットメントが締結されたインプラントと隣在歯に対して歯肉溝内切開を行い,インプラントの頬側歯肉に部分層弁を設けた.ドナーはdouble bladed knife techniqueにより10✕12✕1.5mmの結合組織を口蓋(control group : CG)もしくは上顎結節(test group : TG)から採取し,インプラント周囲歯肉に移植した.
❐Intra Oral Scan(IOS)による歯肉の計測
SCTGの術後4ヶ月後に最終補綴装置を装着し,IOSによりインプラント周囲歯肉の厚みを計測した(FU-4).さらに8ヶ月後に同様の手法で再度計測を行い(FU-12)隣在歯をリファレンスポイントとして重ね合わせをし,FU-4からFU-12歯肉の厚みの変化を測定した.
❐その他の臨床的パラメーターの比較
PI, BI, PD expressed in % (Mean ± SD), KT:Width of Keratinized Tissue, Pink Esthetic Score.
RESULTS
❐IOSを用いて計測したFU-4〜FU-12のインプラント周囲歯肉の厚みの変化
→CGとTGに統計学的有意差は認められなかった(Mann-Whitney U test.).
❐その他の臨床的パラメーターの比較
→KTの増加において,TG>CG,統計学的有意差が認められた.(Mann-Whitney U test.)
DISCUSSION & CONCLUSION
CG,TGともにSCTG後の歯肉は安定しており,術後の経過も大きな臨床的な差違が認められなかった.しかし,上顎結節から採取した歯肉を用いて行うSCTGのほうがインプラント周囲の角化歯肉の増加が期待できるかもしれない.
POINT OF CRITICISM
CGとTGの比較を12ヶ月の経過だけで行うには観察期間が短く,自身の症例では数年後にその差が顕著に現れるように思える.
最終補綴後のインプラント周囲歯肉の推移を比較しているが,SCTG術直後から補綴装置装着直前(FU-0〜FU-4)の両者のインプラント周囲歯肉の厚みの変化(厚みの改善)については議論されていない.
TOPIC OF CONCERN 6,12
7月から入社しました受付・秘書の佐々木玲美と申します。
歯科業界未経験ですが、歯科の知識向上と笑顔で患者さんをお迎えできるようにがんばりますので、よろしくお願い致します(^^)

さて、最近院内が少しリニューアルしたのでご紹介します。
まず、中庭です。

以前は伸びきっていた植物を高さが低めの植物に植え替えしました。
当院では、患者さんに気持ち良くリラックスして治療を受けて頂けるように、
緑の多い院内をめざしております。
調べたところによると植物には科学的にもリラックス効果をはじめ、
・空気清浄効果
・モチベーションアップ効果
・快適な湿度調整効果
・目の疲れを癒す
・ストレス解消
などが実証されているみたいですね。
患者さんからもきれいねとお褒めの言葉を頂いたり、
私達スタッフもたくさんの植物に癒されたりしています。

そのほかにも、受付に歯ブラシなどを展示するコーナーができたり、
本棚が新しくなったりとグレードアップしています。
また新しくなったところがあればご紹介したいと思います(^^)
8月24-25日からサトウ歯科デンタルインプラントセンター大阪で
ImplantAtoZがスタートしました!
24日の午後からサトウ歯科の研修室で行われ、
24日と25日の午前中は琢也先生による講義がありました。
インプラント埋入実習は、受講生同士でアシスタントも行うので
普段アシスタントをする衛生士の気持ちも体験できたとのことでした♪
有名なインプラントのメーカーさんのサポートもあるので
商品についてもその場で質問されている先生もいらっしゃいました。
先日、サトウ歯科デンタルインプラントセンター大阪研修室にて
岡口守雄先生をお招きし、2日間に渡り特別講演と実習のご指導を頂きました。
講演でのお話はどれもとても興味深い内容で、立ち見も出る中、
実際の診療の動画が流れた場面では、会場から"おぉー!"と歓声があがるほどでした。
実際にマイクロスコープを覗きながらみなさんとても真剣に取り組んでおられて、
すごく貴重な場になったと思います。
とても有意義な2日間でした!
ありがとうございました!
【 佐藤琢也 記 】
デンタルインプラントセンター大阪では毎月、インプラントと歯周病に関連する最新英論文を翻訳する勉強会が開催されております。
今月はインプラントを学ぶ歯科医師の先生向けに下記の論文を紹介させていただきます。
炎症下では吸収されない脱タンパク牛骨ミネラル骨補填剤 ‐ネズミの頭蓋での骨補填の研究‐
Title :DBBM shows no signs of resorption under inflammatory conditions. An experimental study in the mouse calvaria.
Author:Ulrike Kuchler Gabriel Mulinari dos Santos Patrick Heimel Alexandra Stähli Franz Josef Strauss Stefan Tangl Reinhard Gruber
Journal:Clin Oral Impl Res. 2020;31:10-17
PURPOSE
脱タンパク牛骨ミネラル(DBBM)がインプラント治療にて頻繁に用いられるが,その吸収の動態については不明点が多い.本研究ではマウスの頭蓋を用いた実験モデルにて局所的感染下におけるDBBMの吸収とレシピエントの変化を観察する.
MATERIALS AND METHODS
30頭のマウス(8-10 weeks,)の頭蓋の骨膜を剥離し,下記の割合で骨補填材を移植した.
■control group: DBBM単体 (50 mg, Bio‐Oss, Geistlich)
■LPS group:DBBM 50mg単体を移植し,腸管出血性大腸菌由来のリポポリサッカライド.(Lipopolysaccharide:内毒素)を術後2日,5日後の術部に25 mg/kg, Sigma注入.
Ceridust
group
Ceridust
group
■Ceridust group:DBBM (25 mg) にpolyethylene particles (25 mg; 1%; Ceridust VP 3620; Clariant),を混和し移植.
マウスは14日後に屠殺し,それぞれの頭蓋に対してμCTによる形態学的研究と組織学的研究を行った.
RESULTS
27匹のマウスが検体として採用された.7匹にフラップの裂開がみとめられたが,各グループにおいての差は認められなかった(control群:2例, LPS群:3例, Ceridust群:2例).μCTによる形態学的研究において,LPS群とCeridust群では骨造成の術部にて異質で大規模な骨欠損が生じているのが観察され,control群とその他とのグループで統計学的有意差が認められた(control群: 5.2%,LPS群: 21.4%, Ceridust群: 14.2%).
また,LPS群とCeridust群にて頭蓋骨の大規模な骨融解が生じているのが観察された.
組織学的研究においては,各グループ間での炎症反応の顕著な差は認められなかった.また,全てのグループにおいてDBBMの吸収は観察されなかった.一方,LPS群,Ceridust群で骨の補償的な修復が観察された.Figure5:組織学的研究の一部
DISCUSSION & CONCLUSION
マウスのモデルにおいて,炎症下にあるDBBMは骨造成後に吸収されず,一方で受容側である頭蓋骨には大幅な吸収が認められたことから,このような環境下でのインプラントの骨造成術は有効ではないと結論付けられた.
POINT OF CRITICISM
もうすこし経過を観察して評価した場合,組織学的な炎症反応にも変化が現れるのであろうか?
臨床では炎症,感染の定義も困難であり,どのていどの「炎症」であれば,抜糸即時のインプラント埋入,Ridge Preservationの際の判断は可能なのであろうか?
TOPIC OF CONCERN 1,4,6